【占い師の話し方】言葉のチョイスと伝え方

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話し方と伝え方をちょっと工夫して収入UP

こんにちは。沢あかりです。占い師を目指すお客様と話していて思ったのが、占術を学んである程度自信がついたら、コミュニケーションの基本となる「伝え方」や「言葉のチョイス」を勉強することがとても大事だなということです。

以前にも触れたのですが、営業をされていた方や、プレゼンが得意な方などは、そのスキルが身についているので、やりやすいのではと思います。

「わたしは営業経験なし!どうしよう」と思った占い師さん。大丈夫です。今日から使える簡単な方法を伝授したいと思います。

 

話し方について

これは私のやり方なので賛否両論あります。そして性格やキャラなどでも良し悪しが出てくるかもしれません。ご参考までに。

私はなるべく敬語は使わないようにしています。基本年下には使わないです。私は50代なのでほとんど、ため口です。※一部の男性には使っておりました

私にとって敬語は垣根であり、段差であり、踏み込めない他人の領域なんです。それに比べてため口は、親友のガチ相談であり、可愛い姪っ子、友達のお姉さん・お母さん。

電話で話していても隣で座っているかのような親近感。そばに寄り添って共感できるアイテムです。

今までそれについてのクレームはありません。ですがため口が気になって、もう来ないって方はもしかしたら、たくさんいるのかもしれません。

これは鑑定スタイルとして「私はこんなカジュアルな雰囲気で聞くよ。良かったら来て。」そんなスタンスでやっています。

レビューでよくいただくのが

  • 気さくで話しやすかった
  • まったく緊張しなかった
  • しゃべり方が気に入った

などが多いです。実際ご挨拶をしたら、突然笑い出すお客様が結構いて

「先生のしゃべり方思い出したー。」

「これこれー。この感じ安心するー。」

と言われます。

感情を吐露してもらう職業であり、お客様に心を開いてもらわないと自分がやりにくくなるお仕事なので、1番最初からこのやり方で来ました。

ビジネスの観点からしても、リピートされやすく、他の相談に広がりやすく、印象的で覚えてもらいやすいのではないかなと思っています。

そしてなんと言っても「あやまりやすい」(笑)※すべてをあやまるわけではない

  • ごめんね悪い結果が出ちゃって
  • 厳しいことを言ってごめんね
  • 専門的な知識がなくてごめんね

占い師はベテランであるほど、エゴ傲慢に気を付けようと書いてきましたが、このようにすぐあやまれるキャラに設定しておくことで、偉そうな、上から物言う的な「終わった占い師」になるのを防ぐことができます。

デメリットは…生意気に聞こえます。当たり前ですよね。ですが、言葉のチョイスを気を付けて配慮があれば生意気には聞こえません。どこまでも必要な配慮…ですね。

敬語は丁寧語とも言います。だからこそ、丁寧な言葉運びをする。ため口だけど。。。

 

もうすでにガチガチの敬語で接客していた占い師さんは、今からキャラ変…難しいですよね。でも、これからという方や年齢を重ねている方は、やってみる価値あるんじゃないかなって思います。

 

伝え方について

占い師にとって一番難しいといっても過言ではないです。自分の頭に浮かんだイメージを一滴残らず伝えるって・・・。しかも、伝えるためには理解しておく必要があるし。。

やはり、言葉で伝えるというお仕事上、普段から語彙(ボキャブラリー)力をつけておく必要はあります。

語彙力とは言い換える力とも言います。

 

ここでたとえ話なのですが普段わたしが使ってる言い回しです。※恋愛相談バージョン

 

彼はトーンダウン→

3歩進んで2歩下がるって言うのかな。慎重かつビビリなところがあって(笑)距離が一気に縮むとさ、「うれしいけど、こわい」ってことあるじゃない?彼は今その状態になってるとおもうんだよね。

 

彼が雑になった→

「身内ぞんざい」って言葉あるじゃない。これって身内と認めた証拠だから、益々距離が縮まったと解釈していいと思うよ。最初は誰でも頑張るじゃんフル装備で。で今は標準装備なわけだから、減ったんじゃなくて最初が特別だったんだと思うよ。

 

※必ず、例え話を使って「うん。うん。」と、うなずかせること。人は一度うなずくと、ひっくり返しずらいという心理が働きます。

 

良いことは膨らませる

お客様を可愛い→

どんなところがどのように可愛いのか?顔、雰囲気、性格まで。

 

彼と相性良し→

特にどこが、どんなシチュエーションの時わかるのか?

 

悪いことは”そうとも言う”

これは心理セラピストが使う「リフレーミング効果」という手法です。

〇〇は△△ともいう例

優柔不断→

やさしい・慎重・じっくり考える・焦らない余裕がある(そうとも言う)

 

頑固→

意思が強い・軸がある・しっかりしてる・自分の考えに自信がある(そうとも言う)

 

コツは、長所と短所は背中合わせの1つのパッケージになっているので、普段から書き出しておくといいです。中々出てこない時は、自分の考えが「偏ってる証拠」なので、均衡を保つ意味でも、調べておきましょう。

 

今日はセッションでの伝え方や言葉のチョイスについて書いてみました。是非ご参考にしてみてください。

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