占い師の収入アップ!リピートが増える話し方

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占い師はカウンセラーでもある

 

今日は鑑定のトーク部分(カウンセリング)を意識するだけでリピートが増える方法についてお話しします。

私が占い会社のオーディションを受けた際、実際面接官から聞いたことなのですが「当たる当たらない」より「カウンセリング」がしっかりしているか?「自分を持っているか」を重視しているそうなのです。占術の高さはもとより、トークのバランスが息の長い占い師、つまりリピートが増えるということなのです。

 

お客様は2種類に分かれる

1つは「占ってくれればいい」お客様。もう1つは「話を聴いてほしい」お客様です。もちろん両方の方もいらっしゃいます。

 

所属あるあるで「何を占いますか?」「あとは何を占う?」とせかすような占い運びをするとショート鑑定になり、「そうだね…しんどかったね…白黒つけがたい話だよね…」と寄り添いながら話を引き出すことで結果、お客様が満足され、自分から答えを出すような占い運びをロング鑑定と言います。

 

この占いとトーク、両方の市場をガッツリ捕まえたほうがビジネスとしては得ですよね。

 

返答力とは

カウンセリングで用いられる言葉ですが、占いにも必要なスキルとなってきます。占いのお客様は自分の悩みが解決するか?しそうか?だけにフォーカスして話をしていますので、今の不安(悩み)を1つ1つ消していく必要があります。

 

消すというのはもみ消す、どうしても消すのではなく、あなたの占術で不安を消していきます。結果がよくなければ、よくなる方法か考え方を提示します。1つ不安を消しても、また次の不安が出てきます。その不安を消せるように答える力を返答力と言っています。

 

あなたの返答力が高いほど、お客様は次の不安を投げかけてきます。そしてその不安がなくなると、次のお題へと移っていきます。これがリピートされる流れなのです。

 

そもそもの話をしてもいい

恋愛相談あるあるの例え話ですが、彼と復縁して結婚することがゴールなのに、10日以内にラインが来ること(笑)をゴールとしてしまっているお客様とかいますよね。

 

恋愛って誰でも視野が狭くなり、この人を逃すと二度と現れないという幻想の価値をつけてしまう。そこで手段が目的ということになってしまう。

 

このような場合のあなたは、声を荒げず落ち着いたトーンで次の質問が来るまでゆっくり構えてください。そしてそもそも論をしてあげてください。

 

これは私の経験なのですが、お客様と同じトーンで話すと聞こえない場合が多いです。落ち着いたトーンで行くとエネルギーがいったんブレイクする形となり、「あれ?この道で良かったっけ?」と軽くブレーキを踏んでくれます。そこであなたが「そもそもこっちに行きたいんじゃなかった?」と教える感じです。

 

このブレーキは恋愛だけにとどまりません。人間関係や心のケアでも使えます。人の悩みはマインドセット(固定観念という初期設定)から発生しています。〇〇は私はムリという発言からは「〇〇にならなければならない」という初期設定をしています。どうせ〇〇って思われてるしという発言からは「他人の評価を中心に考えている」という初期設定をしていることの現れです。それをいったん理解してもらうだけで鑑定内暴走(笑)が格段に減る効果があります。

 

お客様に聞かれるままに占っているといつか「どん詰まり」がやってきます。どん詰まらないように道先案内人となる役目も意識することが重要となってきます。

 

まとめ

もしあなたが返答力が弱いなと感じられたのなら、磨くことで収入アップを図ることができます。

私が行っているコンサルでは心理学に基づいた返答力をつけることができます。そうすることでお客様の反応や、感想、リピートがまったく違うものになってきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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