占い師はお客様の自己肯定感を認識する必要がある
お客様のご相談で最近よくあるのが「自分を認めることができない」ことです。
自分を認めてない人の会話
自身でよくわかっているものの、どうすればよいかわからない状態。
出来事をすべて良い・悪いで判断しその結果「自分が悪い」となり
私ってそんなに悪いことしましたか?という質問をしてきます。
その言葉から言えることは
私が悪いことは決まっているけど
そんなに私悪いことしたかなという抵抗をしている自分を裁く。
ややこしい(笑)複雑。。。
認められない代表として
私って・・・
プライドが高いんです
変わってるってよく言われます
頑固なんです
わがままなんです
などなど・・・
これは全部、親や友達から言われた言葉です。
それを妄信して、悪いことだ!と思っているんです。
長年の刷り込みですね。
人間関係で傷つき悩んで相談しているのに
プライドが高い私が悪いんです・・・とまとめるお客様。
よくいますよね。
きっと「プライド高いよね~」と親や友達に嫌な言い回しで
言われたんでしょう。
さて、本題の「自分を認める」話ですが
この例で言うと
プライドが高いことを良い・悪いという
フィルターを取り払って見ることです。
私ってプライド高いんですー。
私って青色が好きなんですー。
と同じようなテンションで。
プライドが高いことが悪い!と思っていると
それを感じざるを得ない出来事が起こってしまいます。
それで「は~。やっぱり私ってプライドが高いんだな~。。。」
とへこむ。
思っている通りのことになるのはこういうからくりですね。
長所・短所は2つでワンパッケージ。
背中合わせのセットもの。
人の性格は光と影の両面を持っていて
どちらにも向くことができます。
プライドが高い自分を認めましょう。
ありのまんまの状態をすっぽりと。
私も昔は認めることができなかった
私は30代の後半くらいまで
プライドが高く、自由奔放でわがままで
短気で合理主義な性格が大嫌いでした。
母親に会うたびそこを刺激されへこんでました。
母親の刷り込みが消えず精神的自立ができずにいた。
その後、ふと母親の言動に違和感を覚えます。
本格的な自立が始まったのです。
プライドが高い?すばらしいじゃないか。
自由でわがまま?いいじゃん。それが私だもん。
誰にも迷惑かけずにわがままを叶えてあげようよ。
短気で合理主義?いいんじゃない?それも私らしい。
完全オリジナルの作品のように価値を認めるようになったのです。
それからゆっくりですが、自分を認めることができるようになり
自分が好きになり、気が付いたら自尊心が上がって
自信がついていました。
「自分を認めて他人を許せる」手っ取り早い具体策
具体的に行ったことは
毎日自分の感情をノートにひたすら書いて
読んでながめて閉じる。
ということを繰り返しました。
自分の感情を見ることが自分を認めることにつながるからです。
お客様のご相談あるあるですが
他人の言葉に傷つき辛いはずなのに
自分が悪いと責め
二重に苦しんでいる姿・・・
自分を認めていれば、他人の言葉でそこまで傷つかないし
ただの事象として客観視できるようになります。
これはとても大切なことです。
占い師のスキルとして「自分を認める」ことは大事ですし
お客様にアドバイスすることもできます。
今日は自分を認めることについて書いてみました。
是非参考にしてみてくださいね。