占い師は上司部下の相談もあるため知識が必要です
こんにちは。沢あかりです。
ワードプレスのテーマを変更したため、しばらくお休みしておりました。なぜ変更したかというと、ブログを開いた時の表示速度が遅かったからです。遅い=重いということになり、SEO的に順位に影響します。
Googleアナリティクスで見ると、半年前より順位がダダ下がり(ブログのカスタマイズや色々いじる癖が少々あることも影響)なんでだろう?と調べてみると…おっと低いじゃん。ってことで。
ブログをしている方はこちらでスピードを測れます。
実際28だったスコアが84(モバイル)に!PCは99スコア!
テーマを変えただけでスピードが上がり、SEO対策にもなるなんて。ビックリです。
前置きが長すぎました。すみません。
占い師の相談内容は多岐にわたるため、ときに全く知らない世界の相談を受けることもあります。ちなみに私の一番苦手な相談は、兄弟姉妹で遺産相続で悩む→裁判→どーしたこーした…。
まず遺産で悩む環境にない(笑)ですし、家族が集まらない(笑)ですし、裁判や調停のことが専門分野すぎてわからない。相談の時はスマホ片手に調べながら鑑定するみたいな。。。
はい、話を戻して。
昨日のコンサルで、マネジメントの相談をどうするべきか教えてくださいというのがあったのでシェアしようと思います。
ご相談者Aさんの悩み
チームリーダーをしています。異動してきた部下Bがまったく言うことを聞かない。どうしたらいいですか?アドバイスをいただきたいです。
このような八方ふさがりな「丸投げ相談」結構多いです。
事実を把握してみる
Bさんは意味なく反抗はしないです。Aさんの行動に原因があります。リーダーの立場(親、先生、上司など)は「あなたの味方です」という態度を示す必要があります。Bさんに協力してもらうことでAさんが得をする立ち位置。両者のためにもBさんが「協力しやすいAさんの言動」でなくてはいけないし、なんなら「積極的に協力したい」と思ってもらえるパフォーマンスが必要です。
Aさんは「部下なんだから素直にするのは当たり前」とでも思っているかもしれないです。その初期設定…危ないです。もっとフラットに「外国人が来るかもしれない」くらいのゼロ状態に設定する必要があります。期待しないとも言います。
とにかくリーダーの立場(親、先生、上司)というのは、「やりにくい」としたら、すべて自分のせいです。感情を出したり、むすっと無視していたり、自分の心配ばっかりしていたり…。自分を制していない態度が部下を制することができないんです。
具体的なアドバイス
- 毅然とおだやかに接する
- 感情を出さない
- 大きなリアクションしない
- 塩対応しない優しくする
これをアドバイスしたとき一番多かった相談者のリアクションが
「なめられるからそれはできません」
はい、出た。「なめられたくない」これが同じ土俵。なめられたくない=自分の尊厳の心配。その先の業務や遂行するべき目標に向かうべき(意識を高く)です。
これを説明すると、「あ…そうですね…。なるほど。」と言います。
部下へのNG言動
- なんで言うこと聞けないの?
- 通用するって思ってんの?
- 会社をなんだと思ってんの?
これは、常識のない人に「なんで常識がないの?」って言ってるようなもん。愚門ですね。(全部質問系になってます。感情に走ると人って質問します。)
奥の手アドバイス
これでもわからない人には、あなたが協力させてもらいたい!と思った上司はどんなタイプでしたか?と質問して、出てきた答えが全部当てはまります。
アドバイス系ご相談の進め方
上記の事実を踏まえた上、言葉を選びながら、わかりやすく説明して上げてください。
まだアドバイスを求められてないのに言うのはNGです。お客様は聞かないです。大抵は
- 部下がアホなんでやりきれない
- 上司になりたくなかった
- なんでこんな部署に来たんでしょう
- 辞めたいけど辞められない
こんな感じの「自分は悪くないってことを承諾してほしい」ってことです。この場合、上記のアドバイスはまだしないです。とっておきの引き出しにしまっておいてください。
相談者のモチベーションを見る
アドバイスを求めたものの、プライドが邪魔して途中で「すねる」「占い師に反抗する」などの鎧を着始めるような態度が見受けられたら、ただちにプランBに(笑)変更してください。
プランBとは
アドバイスを受け入れるだけの「心の状態」になっていないので、今回はあきらめて傾聴共感に入ります。
そうですよね。悔しいですよね。相手は部下なのに。上司が気を遣うなんてね。と共感していくうち、アドバイスを受け入れそうな言動が見られたら、さっきよりやんわりとアドバイスしていきます。
完全に鎧を脱いだな
とわかったら引き出しからアドバイスを出して説明して上げましょう。
なんでモチベーションを見るのかというと、リピートしていただくためです。このスキルがあるかないかで、リピート率が相当違ってきます。
お客様からしたら、一回スネているわけです。なのに気が付いたら心が解けてアドバイスを聞いてた…。みたいな。
この状態はいつも言っていますギブからのテイク。先に譲ってあげることで人は心を開きます。返報性の原理といいます。来るお客様、来るお客様、みんなをこの状態にしておくと、いつでもリピートしてくれる人がたくさんいるということになります。
逆に言うと、このような「すね」たり「はむかう」などの、ちょっと失礼な態度をされることで、返報性の原理を使えるチャンスが来たとも言えます。
普段の生活でも、何かのアクシデントを通して「許してくれたな」というのが分かった人の方が「仲良くしたい」とか「協力したい」って気持ちがわきますよね。それです。それを使うということなんです。
まとめ
今日は上司の悩み相談を受けた時は
- まずは事実を把握することからだよ
- モチベーションを見てアドバイスする
- スネが見えたらすかさずプランBだよ
- 戻せるかどうかもモチベーションを見る
ってことについて書いてみました。このようなシチュエーションごとの相談についてわからない時ありますよね。是非ご参考にしてみてくださいね。